安南のへそ

発展著しいベトナム中部の町、ダナン暮らしを経てすっかりベトナムマニアになってしまいました。ディープに書き綴ってまいります。

病院見学【産科婦人科小児科専門病院】

f:id:soyliliani:20150813152921j:plain

昨日は非常に濃厚な一日でした。

いつも朝は早いのですが、なぜか3時過ぎに目が覚めそのまま眠れず、

5時半にはいつものように朝のウォーキング。

返ってきてから支度をして、7時半に現地スタッフがバイクでお迎えに。

人生で3回目のバイク2ケツで同僚の家まで走ります。それからタクシーに乗って目的地である病院へ。

今回のプロジェクトはダナンにある各病院から看護師さんたちが推薦選抜されて、私たちの授業を受けるというもの。更に成績優秀な20名は日本で研修を受けられるのです。そのため授業が始まる前に今回一緒にトレイナーを務める看護師の同僚たちは各病院を見学していたのです。

 

遅れて来越した私も、少しづつダナン生活に慣れてきたので、お願いして病院見学に同行させてもらうことにしました。ベトナムについて、ダナンについてより多くのことを見聞きしておきたいというのと、どういう背景を持った看護師さんたちが授業を受けに来るのかあらかじめ把握しておきたいというのが理由です。

 

f:id:soyliliani:20150813153006j:plain

今回見学させていただいたのはまだ4年ほど前に建設されたばかりの婦人科・産婦人科・小児科専門の病院。新しいとあって非常に立派な構えでしたが、外見だけではなく設備も諸外国からの援助もありある程度整っていました。こちらが私にとってベトナムの病院が初めてなので比較できませんがお会いした看護師のトップの方々も向上心が高く、神戸の市立病院で研修を受けたことがあるともおっしゃってました。

 

各科をくまなく見せていただき、医療の世界に従事していない私にとってはかなりインパクトの強い経験でした。正直に言えば終わった後ぐったりしてしまったほどです。

f:id:soyliliani:20150813153100j:plain

 

看護士さんたちとお話をする中で、研修を受けた日本の病院でどんなところが良かったのかを教えていただきました。

・看護師の数が多い

・カルテなどの書類がIT化されている

・病院のキャパを超えて、救急外来を拒否できる

(日本のすべての病院が受け入れ拒否ができるわけではないのと、むしろ日本では受け入れ拒否によるたらいまわしが問題になっているという現実もあります)

ベトナムでは満床であっても救急患者を受け入れなければなりません。もちろん患者の立場からすれば一刻も早く処置が必要であるから救急車を呼んでいるわけで、いっぱいだからうちはだめです、と言われたらたまったもんじゃありません。が、病院サイドからすると、キャパシティフル状態で大変なのに、それ以上受け入れるとなると大変を通り越した状態になるので、難しい問題です。

 

更にその病院の看護師さんたちは、日本で学んだことをダナンの病院で生かそうと新人教育を続けているそうです。また、IT化にも興味を持っていて、実現はまだ先だけど準備段階にあるとか。

 

「機会があればまた日本へ行って学びたいです」とおっしゃっていました。

 

うまくいけば私は来週までにあと2件病院見学ができそうです。

せっかくの機会なので、多くのことを学んで今後に生かしていきたいと思います。