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安南のへそ

発展著しいベトナム中部の町、ダナン暮らしを経てすっかりベトナムマニアになってしまいました。ディープに書き綴ってまいります。

ホイアンの歩き方

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またまたホイアンへ行ってきた。

でも今回は手伝っている団体のメンバーとミッションを掲げて赴いたので、観光色は薄い。旧市街でアクセサリーパーツを吟味しては値切り合戦を繰り広げ、観光地から抜けた布屋街でほこりまみれになりながら(マスクを持って行ってよかった)、自分用と団体用の布選びのために店をはしごしたりした。

午前中から夕方までのガチンコ勝負で、帰ってきたら日が暮れていた。

 

ベトナム政府は世界で観光キャンペーンに力を入れていて、そのおかげか今は世界中から観光客が詰めかける人気スポットになっている。中でも中部はリゾートから世界遺産まで色々揃っているので観光客出没率も非常に高くなってきた。ホイアン人気は最たるもので、元はタダ古くてぼろい建物が並んでいただけの村の街並みが、歴史というキーワードで観光地化を図り、今では旧市街の美観地区はチケットを買わないと足を踏み入れることさえできないという。

 

以前夜のホイアンの写真を投稿したけれど、確かに夜のホイアンは美しい。一人で歩いていたってロマンチックな気持ちになれるだろう(そのあと寂しい病に突如襲われるかもしれないけど)。

 

しかし、今回はホイアン訪歴4回を誇る(威張るほどの回数ではない)私から、これからホイアンを訪れる方へ向けていくつか「コツ」をお伝えしたいと思う。
 
①移動編
【夜はタクシー使用、日中はバス使用。バスに乗ったらローカルの乗客に運賃を確認すること】
 

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海沿いのリゾートに宿泊する場合は、ホテルが無料でシャトルバスを用意しているからホイアンまでの移動に関しては全く心配する必要なし。
そうでなければタクシーまたはダナン市街に宿泊しているのであればバスまたはチャータータクシーを利用することになる。
専用タクシーだと35~40万ドン。複数なら人数で割れば一人10~20万ドンくらい。ちなみに私は友達5人(ベトナム人2人、日本人3人)で行った時には一人15万ドンだった。夜は公共のバスがなくなるのでタクシーという手段が妥当かと思う。
 
が、日中であればダナン市街から出るバスに乗ってローカル体験をするのも悪くはない。観光客はダナン聖堂前のバス停から乗ることが多い。バスに関していえば20分に1回のペースで来るので、いつ行ってもいい。
 
しかしながら、「バス停から無事バスに乗れました~」では終わらない。むしろそこからが勝負どころ。こちらのバスは車掌のような役割をする人がいて、乗車サポートと座席を提示してくれるのだが、運賃もその人に払うことになっている。
ガイドブックには1万8千ドンとあるのだけれど、2015年11月現在2万ドンである。
しかし外国人となるとそう簡単に事は進まない。
こちらが現地通貨に通じていないのをいいことに、3万とかひどいときには5万出せと言ってくる。
 
そんな時はまず近くにいるローカルに値段を聞くといい。
 
đến Hội An bao nhiêu tiền ? 」(ホイアンまでいくらですか?)
*ベトナム語に自信がなければ↑の文をコピーして人に見せてもいいと思います。
 
しかしながら、ローカルの言った値段を払ってめでたし…とはならない。
必ず車掌は食い下がってくるので、そこは強気で。
今回の私も隣にいたおばちゃんに値段を聞き、2万ドンというので2万ドン出したら車掌が3万だという。でもおばちゃんが小声で「2万でいいのよ」と耳打ちしてくれたのに気を強くして
「ハイムイ ア~~~~!!!」20(000)ですっ!!!!と叫んで勝利したといういきさつがあります。
 
 
ちなみにホイアンからダナンへ戻る際には隣に座っていたオーストラリア人が5万とられそうになっていたので、私と同行者でぶーぶー文句を言ったら2万で事なきを得ました。
 
②買い物編
 
【値切り交渉は言い値から6割引いたところからスタートするべし】
 

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ホイアンで嫌いなのは客引きの多さ。道を歩いていて「どこから来たの~?コーヒー飲むのにいいお店あるんだけど、来ない~?」なんて不意打ちのように声がかかってくるし、お店をちょっとでも覗こうものなら
You buy something for me???
 
ていうか、これチャリティーじゃないし、あんたのためにもの買わないし、と個人的に好きとはいいがたい表現で客引きしてくる。
何でこんなことに腹が立つかというと、観光客相手にとんでもない倍率でを引き上げているからなのだ。
 
ベトナム人価格の2倍どころではない。4,5倍くらい釣りあげている。
 

ベトナム人とある実験をしてみた。

友達がある店でブレスレットを1万5千ドンで購入した。向かいの店で同じものを私が「これ、いくら?」と聞く。すると帰ってきたのは5万5千ドン。

 

その店ではいくつかアクセサリーパーツになりそうなものを購入して、70万ドン(4千円近く)という言い値に対して、こちらは20万(千円:ベトナム人の友人のアドバイスに従った価格)から交渉スタート。もちろん相手はそんなの無理と拒否モード。かろうじて55万を提示。しかしこちらも引き下がらず。何度か電卓をたたきあい、じゃあもういいやと立ち去ろうとしたら、「ボスが25万が限界って言ってる」と25万で何とか決着がついた。それでも友人は「ひどいよね~。絶対20万だよ」と怒っていた。

 

値切り交渉に慣れていない私たち日本人。面倒なので言い値でもいいや~と思うけれど、ここはぐっとこらえて1,2回は交渉してみてほしい。

 

言い値の半額からさらに1割引いたところから交渉スタートして、なかなか安くしなかったら立ち去る。すると相手はかなり値引いてくる。(ごくまれに立ち去っても何も言わない商売っ気のない店もあるけど)

ホイアンの観光地化はダナンの10倍くらい進んでいて、当然値段もあり得ないくらい高騰している。それでもかまわんというのなら、それはそれでもいいけれど、やはりそこは日本人をなめんなよ、という大和魂?を見せていただきたい。

 

ちなみにダナンは観光地化していないので、ぼったくるというのがあまりない。観光市場のハン市場(地元民からもあまり好かれていない)は別として、そのほかの商業施設ではいい値から値切ってもあまり芳しくないが、それは適正価格だからである。そういう場合は速やかに言い値で購入したほうが、相手の対日感情を悪くしないで済む。

 

 

③国籍編

【どこから来たの?の質問で値段が決まる?】

 

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必ずと言っていいほど聞かれる質問。Where are you from?

あまり友好的な意味で聞いているわけではない。この質問の答えで価格設定を決めていることが多い(ように思う)。もちろんJapanと答えたらそれなりに高い設定がされているということを頭の片隅にでもおいておいていただけたら幸いである。

 

④お土産編

【気に入ったらホイアンで買うべし。ダナンでは見つかることは少ない】

 

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何だかんだいったけれど、この地域でいわゆる「ベトナム雑貨」的なお土産が見つかるのはダナンではなく、ホイアンである。ダナンも最近は外務局が力を入れ始めたり、日本人とベトナム人のご夫婦が素敵なお土産屋さんをオープンさせたりしているけれど、数は圧倒的にホイアンのほうが多い。

ご予定のご旅行が中部だけではなくハノイやホーチミンも含んでいるのなら話は別だが、中部で終わるのならば、「ホイアンはぼったくってるんでしょう?だったらダナンのほうが安いかな~」と思うのはちょっと危険かもしれない。

私の場合は在住者なので、ダナンで手に入るものとホイアンでしか手に入らないものを把握しているから、ダナンで見つからないものはホイアンで値切り合戦をして入手するようにしている。もし可能であれば最初にダナンで偵察してからホイアンへ行き、またダナンに戻ってくるのがいいけれど、時間が限られる観光客の場合、それは難しいと思う。

 

そんなわけで下にホイアンでしか見つからないものを書いてみた。

・バッチャン(もどき)の器類

ダナンのHoa Lyというお土産屋さんには真正のバッチャン焼きが置いてある。ただしホイアンで気に入ったものがあった場合、同じものがそこで見つかるかどうかはわからない。というわけであくまでご自身のご判断で。

 

・ちょっとかわいいピアス、アクセサリー類

ダナンにあるのはセンスを疑うメノウ系のものや石の玉ブレス。(私はそういうのを使っていい感じのアクセサリーデザインを考えるということをしている)気に入ったものがあったらホイアンで購入されたし。

 

少数民族系のおしゃれなバッグや小物類、デザイナーによる衣類、服飾雑貨

ダナンにあるのはあまりおしゃれではないものばかり。デザイナーが手をかける少数民族系の雑貨は見つけたら、その場で購入するのがベスト。また欧米人やベトナム人デザイナーによるおしゃれなものはダナンにはないので、高額であっても、本当に気に入ったのならお買い上げというのが後悔しない方法。

 

・ランタン

ホイアンはランタンの町。ランタンがほしければホイアンでどうぞ。ダナンにはありません。

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長くなったけれど、ホイアンは素敵なところなのでぜひとも楽しんでほしい。