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安南のへそ

発展著しいベトナム中部の町、ダナン暮らしを経てすっかりベトナムマニアになってしまいました。ディープに書き綴ってまいります。

ダナンの「ちょっと残念」

ダナン生活 ツブヤキ

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前回はダナンの好きなことを書き連ねたけれど、今回はその反対バージョンということで。批判を恐れずあえてやります、この特集(笑)

 

前にも少し触れたけれど、ダナンはまだ町としての多様性はないので、慣れると退屈してしまうきらいがあります。ここ数年で町としての急成長を遂げたといういきさつがあるからまだまだこれからなのでしょうが、町での楽しみ、というとやはり食メインになってしまう。もちろんそれはそれでとても楽しいことだけど、食しか楽しみがないのもちょっと残念な話。つまり娯楽が少ないのです。映画館もゲームセンターもカラオケも遊園地もあるけれど、私にとって一番大事なカルチャーの要素が格段に少ないのが悲しいところ。例えばミュージアムとかギャラリーとかそういった類の施設は非常に少ない、というかゼロに近い。最近ではライブをやるカフェやバー、レストランも出てきてはいて、それはとてもいいことだと思う。ダナン発の若いアーティストがもっとはじけられるような素地ができるといいな。

 

それから観光客目線であれ生活者目線であれ、女性が喜ぶようなものには欠けてしまうかな。ないわけではないけれど、ハノイホーチミンと比べると格段に少ない。一番わかりやすいのが、お土産屋さん。ダナンも観光地としてはかなり人気が高いのに、街中で観光客がお金を落とすべき場所が限られている。しかもあまりおしゃれではなく、どこも同じようなものばかり、同じような陳列方法(ただ並べてあるか山積みか)だから、あまりときめかない。中部ではお土産での収益はホイアンに軍配があがってしまう。観光地として人気急上昇中で、世界中から観光客が街中を歩いているのに、これでは残念ね。大きなビジネスチャンスを逃しているようなもの。

 

とはいっても実はそこには裏事情がるようです。詳しい方に聞いたところ、ダナンは都会で、その中の経済活動で十分潤っているところがある。事実富裕層も多い。(今は下り坂気味だけどちょっと前までは不動産ブームで、そこで儲けた人たちがいるそうだ)

片やお土産屋で盛り上がるホイアンは、10年ちょっと前まで古びたぼろい田舎町というランク付け。そこが観光地として一気に巻き返しを図ったのが面白くないのか、ダナンはちょっとホイアンを見下しているきらいがあるんだそうです。

だから、わざわざい中の街がやるような観光客のためのビジネスなんてねえ、という風潮がなくもないとか。 

 

でもね、観光客は確実にお金を落とすのよ。だっさいものをだっさいやりかたで売ってないで、洒落たビジネスにしてみなさいよ、と個人的にはいつも思っている。ダナンのベトナム人によるお土産屋のやる気のなさ、あか抜けなさはハノイホーチミンを見てきた後だとなおのこと際立ってしまうのだ。

 

まあ、それも数年後にはあっという間に変わってしまうのかな。

 

色々な意味でダナンは急成長のさなかにいる街なのでしょう。

今後が楽しみである。