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安南のへそ

発展著しいベトナム中部の町、ダナン暮らしを経てすっかりベトナムマニアになってしまいました。ディープに書き綴ってまいります。

折り鶴と美空ひばり

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一見するとなんだかわけのわからないタイトルにしてしまった。

何かといえば、授業の話。先週は日本から専門分野の先生にお越しいただき、集中講義を進めていた。私の日本語の授業はその間完全になくなるので、並行して行っている総務の仕事プラス、平日の先生方のアテンドが私の業務となる。結構アテンドするの好きだな、と最近気づいた。

 

ところが今回は私の出番があったのである。日本文化紹介として折り紙と歌を進めることになった。なぜ?高齢者の利用する施設で行われているレクリエーションの中に、カラオケや折り紙(手先を動かす)が含まれることはよく知られている。日本の高齢者の施設で行われているレクリエーション紹介という文脈で、今回私が折り紙の歴史のプレゼンと利用者さん世代に人気のある美空ひばりの”川の流れのように”を導入することとなった。

 

とはいっても、折り紙が全く行われていない国ではなく、アジア圏は比較的そういった文化があるので、定番の鶴も下手をすると教師よりうまく折れる人がいたりする。そんなわけで今回は専門分野の先生の機転で一ひねりある鶴、尾っぽを動かすと羽も動く多ぷに挑戦してもらうことになった。

 

教えるんだったら当然講師である私たちもスムーズに折れなければならない。そんなわけで練習してみると、なかなか羽が動かない!コツをつかむまで自宅で自主トレ。机の上にやたらと鶴が増えてしまったw

 

そして迎えた当日。やっぱりてこずる教え子たち。それでも何とかみんな鶴が折れましたとさ。

 

 


川の流れのように 美空ひばり

 

その次は美空ひばりの時間。歌の導入に欠かせないのが動画。ご本人が歌うものと夏川りみのカバーバージョン、そして見つけてしまったベトナム人と思しき男性によるカバーバージョン(ベトナム語の字幕付き)の3つを紹介。歌詞はもちろんひらがなで、まずは音読練習。そして2,3回動画に合わせて歌ってもらう。ためしにアカペラでやってみたら、なんとほぼ完ぺきに歌いこなしていた!・・・実はベトナムではごく若い子の間でも、日本でいう歌謡曲のようなメロディーの歌が人気がある。もちろんHipHopとかラップとかKpopのタイプの歌も人気があるけれど、決して歌謡曲がすたれたわけではないよう。伸びやかな歌声は聞いていてもこちらも気持ちがいいし、何より歌いやすいのでは?カラオケ好きな人たちだから、歌いやすい曲は不滅なのかもしれない。

 

今週も日本語の時間に歌の練習をして、もっと上手になってもらおう。

 

それにしても改めて歌詞を読んでみると、名曲なんだなと改めて思う。加えて不死鳥ひばり女史の深みある歌声が生き様を表していて、歌を歌うということの表現としての大きさを感じずにはいられない。

 

 

 

余談だけど、今回動画を拾っていて見つけたのがEXILEのATSUSHIがカバーする美空ひばりの”愛燦燦”もすごくよかった。この歌詞は妙にはまってしまった。自分でも歌えるようになりたいけど、いつか教え子に教えたいななんて思う。