安南のへそ

発展著しいベトナム中部の町、ダナン暮らしを経てすっかりベトナムマニアになってしまいました。ディープに書き綴ってまいります。

北の家庭料理

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先日ベトナム人の知り合いのお宅での晩御飯にご招待いただきました。

今度一緒にご飯でも食べに行きましょうね、とお誘いしたら反対にうちに晩ご飯を食べに来てよ、という流れになってしまった(笑)

 

しかし、おもてなし用のよそ行きではない家庭のごはん、お誘いに乗らない手はありません。本当においしい食というのは、各家庭料理なのですから。しかも知り合いはダナンではなくハノイの出身。知り合いのお母様による手料理をいただくことができるのだから、もうウキウキです。

 

約束の日、仕事を終えて知人のバイクの後ろに乗っけてもらい、知人のお宅へ向かいます。知人のお子さんたちも勢ぞろい。その後ろでおばあちゃんこと、知人のご母堂は無駄のない動きで次から次へとお料理を作っていきます。

 

それだけではなく、知人が冷蔵庫から「あ、これもおいしいよ」とさらに作り置きの逸品が続々出てきます。しまいには、薬草漬けの紫紺色のお酒までふるまわれ、家庭料理、とはいいながらもガッツリおもてなしを受けてしまいました。

 

特に手前の一品は一見普通の卵焼きに見えるのですが、じつは小さい芋虫?のようなものが入っているという。東南アジアでは芋虫系のモノを食べますよね。栄養価が高いということもあって。日本でもイナゴの佃煮という食文化があるので(私は食べたことがありません)、昔の人たちは栄養のあるものを知っていたのでしょう。

 

ダナンに来てから様々なベトナム料理に触れる機会がありました。私はベトナムのごはんとは相性がいいようで、毎日でも飽きないくらいです(そりゃ、たまには他のものも食べたくなるけど)。ただ、やはり心から「うめ~~~」と叫びたくなるのは、家庭料理。今回も然り、さくらフレンズカフェで時々ごちそうになる賄いのおいしさは格別です。

 

なんかそんなことを書いていたら自分が日本の家庭料理を食べたくなってきてしまった。そんなわけで今日のお昼ごはんは、大根とわかめのお味噌汁と、鰹節をのっけた小松菜のおひたしご飯にしらすを掛けたものをいただきました。ありがたき幸せなり。