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安南のへそ

発展著しいベトナム中部の町、ダナン暮らしを経てすっかりベトナムマニアになってしまいました。ディープに書き綴ってまいります。

Đường Lâm村

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ハノイ出張の話の続き。と言っても仕事の話ではありません(笑)

仕事が思っていたより早く片付いて、ダナンへ戻るフライトまで数時間余ったのでちょっと迷ったけれど、せっかくの機会だし、もうすぐ帰国だし、で思い切って郊外の村へ小旅行に出ました。その村とはĐường Lâm(ドゥオン・ラム)村と言って、ベトナムの伝統的な村が保存されている地域なのです。地球の歩き方にも載っているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、あまりメジャーな場所ではないので村の人の自然な暮らしが垣間見られる歴史的にも貴重な場所です。ホイアンがすっかり観光地化してしまったので、この自然体が何とも心地いいと観光客という立場で矛盾したことを考えてしまいました。

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何でも2000年代に伝統が急速に失われていくことに危機感を抱いたベトナム政府が古いものを保存し始めたらしく、その一環でこのドゥオンラム村の調査と保存が始まったそうです。と言っても自力でできるわけではないので(失礼)、日本にヘルプをお願いしたそうでJICAや調査団、日本の大学などが関わったそうです。

 

詳しくはこちらを↓

ドゥオンラム村ーハノイ歴史研究会

ホテルにお願いして車をチャーターし、単身村へ乗り込みました。村の人たちは親切でお寺はあっちだよ、とかここを先に進んで、と教えてくれたりします。100~400年前に建てられたという伝統家屋が多く、しかも今でも人が暮らしているので洗濯ものとか普通に干してあるのですが、突然の訪問客にもどうぞどうぞと招き入れてくれます。心なしか沖縄の伝統家屋に似たところがあります。

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個人的に赤煉瓦の路地って大好き。なのでものすごくヒットなのですが、やはり一人ではなくガイドさんに案内してもらったほうがわかりやすいかもしれません。迷路のように入り組んだ道である上に、犬もいるので下手すると観光客=侵入者という図式で吠えられるわ、噛まれるわ。あな恐ろし。過去に犬にかまれた経験があるので、ものすごくびくびくしながら小道を歩きました。

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ミア寺のあたりは市が立っていたり、お店もあったりするので中心街のような感じなのですが、そこには緩い感じでお土産を売るおばちゃまたちがいます。名物のクルミ柚餅子のような、ピーナッツ入り生姜味の餅Chè Lam(チェー・ラム)があって、どんな味かわからなかったので試食させてもらい甘すぎない生姜風味が気に入って、教え子たちへのお土産を購入(ダナン人は甘いものが好きではないのです)。

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また村の小道を歩いていると家の門のところでお歯黒したおばあちゃんがお手製のチェー・ラムを売っています。こちらの方ができたてなのか柔らかい歯ごたえ。

「おいしいか?」と聞かれ、「おいしい」と答えると自動的にお買い上げとなる仕組みだったようです。自分用に1袋購入。

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他にも亀の形をした古井戸や教会等見どころがたくさんあったのですが、時間もない上に犬が怖くて(情けない)さほど歩き回れず1時間ほどで切り上げてハノイへ戻りました。水牛とすれ違ったり、稲穂をまき散らした道路を歩いたり、と牧歌的な景色になんだか癒されました。

 

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機会があればまた訪れたい場所です(ガイド付きがいいな)。

ハノイへいらしたら、陶器の村バッチャンもいいですが、このドゥオンラム村もお勧めです。